2014年04月25日

箸の文化史

今回はお箸の文化史関するちょっとした雑学です。

世界の約60億の人々が食事をする方法には、手食、箸食、そしてフォーク・ナイフ食があります。
食事に使う道具の形態が違うのは、食べ物の違いによって求められる機能が異なるためです。

ナイフ・フォークは、肉のために、進化しました。
肉を焼くには、何かに刺して焼く必要があり、そこから「刺す」機能を持つフォークの原形が生まれたのだそうです。

一方箸は、熱い汁の実を取るために、木切れなどを使用していたのが、食事全般に用いられるようになりました。
また、穀物・豆粒などの粒食を食べるために「すくいあげる」という機能を求めた結果が箸の起源のようです。

ではもっとも古くから使われていたのは?
実は、フォーク・ナイフが普及し始めたのは、17世紀に入ってからのことです。

一方箸は、中国では紀元前からすでに使用されています。
日本でも、3世紀以降から箸食が始まっています。
ヨーロッパでまだ手食が主流だった16世紀に、ポルトガル人の宣教師ルイス・フロイスが日本を訪れ「われらは全てのものを手で食べる。日本人は、男女とも幼児の時から2本の棒で食べる。」と、驚きを述べたのだそうです。
なんだか意外ですね。

現在ではフォークやナイフも併用して、和洋中さまざまな食事を楽しむことができます。
でも、もっともシンプルな造りだけども、もっとも汎用性のある食器は、そういえば箸なのかもしれませんね。

posted by Globalive at 15:17| Comment(0) | ことばのトリビア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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