皆さん、これから年末年始に向けて忘年会などでますます忙しくなるのではないでしょうか。
そんな中、インドではつい最近お正月のお祝いが行われていたことをご存知でしょうか。
今回はインドで最も大きなお祭り「ディワリ(Diwali)」についてご紹介したいと思います。
ディワリとはインドのヒンドゥー教徒の新年を迎える祝祭で、毎年ヒンドゥー暦(大陽暦と太陰暦を組み合わせたもの)の第7番目の月の初日(今年は11月7日)の前後5日間に盛大にお祝いが行われます。
「光のフェスティバル」とも呼ばれ、街中がイルミネーションなどで華やかになります。
このディワリは、日本のお正月のような位置づけで、1年の中で最も重要な祝日になります。
遠方で働いている人でも実家に戻り、家族と一緒に家の大掃除をしたり、新しい服などを買ったり、親しい人たちにあげるプレゼントを用意したりするのが普通のようです。
そして、このディワリという祝祭には、特定の過ごし方があります。
1日目:縁起を家に呼び込むために、部屋を掃除したりキッチン用品を購入したりする。
2日目:チョークのような粉で床にRangoliという模様を描いたり、家にランプを飾ったりする。
3日目:ヒンドゥー教の豊穣と幸運の女神ラクシュミーにお祈りをする。
4日目:親戚や友人と集まって新年を祝う。
5日目:兄弟に感謝する。
日本にいるとあまり知る機会のないインドの習慣ですが、実は横浜や東京などでディワリのイベントが毎年行われているようです。
http://diwaliyokohama.org/
今年はもう終わってしまいましたが、もし興味がありましたら来年ぜひ足を運んでみてください。
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