翻訳業界ではよく使用する、Wordファイルの変更履歴機能について、ちょっと不思議な動作をする例をご紹介し、危険なトラップに引っかからないように予防線を貼っていただければと思っております。
WordファイルからWordファイルへ、変更履歴付きのテキストをペーストするとき、設定によって結果はさまざまに変わるようです。場合によって、使い分けましょう!
●コピー元変更履歴ON / コピー先変更履歴OFF:
変更履歴が消え、反映済みテキストとしてペーストされる
WordファイルからWordファイルへ、変更履歴付きのテキストをペーストするとき、設定によって結果はさまざまに変わるようです。場合によって、使い分けましょう!
●コピー元変更履歴ON / コピー先変更履歴ON:
ペーストしたテキスト全体が変更とみなされる(細かな変更箇所が不明になる)

●コピー元変更履歴OFF / コピー先変更履歴OFF:
変更履歴が保持された状態でペーストされる

また、こちらは変更履歴が綺麗に反映されないままペーストされてしまうという注意が必要なケースです。
●コピー元変更履歴ON・OFFにかかわらず履歴が本文中に表示されている場合 / コピー先に「テキスト形式」でペーストすると・・・

修正時に削除したテキストが、残ったままペーストされてしまいます‥・!
危険なので、テキスト形式で貼り付ける際には、変更履歴をいったんすべて反映させることが大切です。